雲南市議会 2008-03-12 平成20年 3月定例会(第5日 3月12日)
それでは、ゆとりの見直しについて質問させていただきますが、国際学習到達度調査から日本の学力は低下して、フィンランドの科学的応用力、韓国の読解力、台湾の数学的応用力が1位に上がったのは、ゆとりのせいで低下したのか、正確ではないと私は思っておりますが、むしろほかの国に追い越されているのではないか。また、検査方法にも問題点もあります。
それでは、ゆとりの見直しについて質問させていただきますが、国際学習到達度調査から日本の学力は低下して、フィンランドの科学的応用力、韓国の読解力、台湾の数学的応用力が1位に上がったのは、ゆとりのせいで低下したのか、正確ではないと私は思っておりますが、むしろほかの国に追い越されているのではないか。また、検査方法にも問題点もあります。
文部科学省は、この調査で問われた総合的な思考力や表現力を教育目標に掲げてこられましたが、その結果は、読解力は前回の8位から14位、数学的応用力は1位から6位に後退と、学力低下を裏づける結果となり、世界のトップレベルからの衰退を認めたところでございます。 また、1月に行われました大学入試センター試験においても、島根県は全国順位ワースト3の45位という結果でございました。
さて、昨年12月7日に経済協力開発機構(OECD)から学習到達度調査結果が、また、12月15日には国際教育到達度評価学会(IEA)から学力の国際比較調査結果がそれぞれ公表され、日本の高校1年生の読解力と数学的応用力、小学4年生と中学2年生の理科の学力がそれぞれ前回調査から下がったことを受け、今国会における施政方針演説で教育基本法の改正、学習指導要領の見直しによる学力向上などについて言及されました。
8日の新聞に経済協力開発機構、OECDが昨年40カ国の地域に住む15歳を対象にした生徒の学習到達度調査で、読解力や数学的応用力が低下したという記事が出ておりました。授業以外の勉強時間は週6.5時間で、OECDの平均8.9時間を下回り、宿題に充てる時間は週3.8時間で、主要国の中では最低レベルと報告してありました。